研究課題/領域番号 |
23H00349
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中村 公人 京都大学, 農学研究科, 教授 (30293921)
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研究分担者 |
濱 武英 京都大学, 農学研究科, 准教授 (30512008)
櫻井 伸治 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 講師 (30531032)
大西 健夫 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (70391638)
長野 宇規 神戸大学, 農学研究科, 准教授 (70462207)
松田 壮顕 滋賀県立大学, 環境科学部, 講師 (10915367)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
本研究は、水田からのメタン等の温室効果ガスの排出抑制と炭素貯留によって気候変動緩和に寄与することを目的としている。土壌の物理・化学的特性に応じた有機物管理と水管理の方法の確立と、有害重金属とのトレードオフ関係を踏まえた安全なコメ生産が必要となることから、気候変動緩和型の有機物と水の管理方法を地域の土壌・水文・気象環境に応じて提案できる新しい統合モデルを構築し、その実践的な応用を行うものである。
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学術的意義、期待される成果 |
水田での温室効果ガス排出抑制と炭素貯留とを両立させるとともに、コメの重金属汚染の防止も考慮した、水と有機物の新たな管理方法を提案しており、メタン放出抑制のための土壌酸化による重金属吸収といったトレードオフをモデルで最適化する点において学術的意義は高い。また、本研究の成果の応用可能性は高く、水田農業の持続的発展に寄与することが期待される。
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