研究課題/領域番号 |
23H00378
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 (2024) 九州大学 (2023) |
研究代表者 |
中山 敬一 東京医科歯科大学, 高等研究院, 特別栄誉教授 (80291508)
|
研究分担者 |
中山 啓子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (60294972)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究の概要 |
腸管に存在するノン・プロフェッショナル(NP)細胞は、増殖性を持たない分化細胞であるが、抗がん剤や放射線によって腸管が傷害を受けると増殖性を獲得し、組織修復に貢献する。本研究では、NP細胞が幹細胞性を獲得するリプログラミング機構について、トリガー、シグナル伝達機構、実行因子の解明を目指す。また、抗がん剤処理によるNP細胞の活性化が、腫瘍の再発やがんの治療抵抗性の獲得に寄与する可能性を検証する。
|
学術的意義、期待される成果 |
抗がん剤や放射線によって活性化するNP細胞の発見に基づき、そのリプログラミング機構と化生・がんとの関連解明を目指す独創性の高い内容である。がんの治療抵抗性や治療後再発の理解に向けて、新しい切り口を提供することが期待される。
|