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2023 年度 審査結果の所見

チャネルシナプスの多階層包括的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23H00400
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

樽野 陽幸  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20706824)

研究分担者 相馬 祥吾  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00723256)
野村 憲吾  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10734519)
SHERWOOD MARK  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60578160)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
研究の概要

自らが同定した新規イオンチャネル分子CALHM1/3が味覚細胞で活動電位依存的にシナプスへATPを放出することを発見し、シナプス小胞を介さない「チャネルシナプス」の概念を提唱した。本研究では、本概念の普遍性の検証、細胞内Ca動態やミトコンドリア繋留機構の解明、特異的な制御薬物の探索を試みる。

学術的意義、期待される成果

シナプスでATPが働くこと自体は既知だが、チャネル分子によって間隙に放出されたATPが後シナプスを活性化する現象の発見は新しく、本研究の独創的な点である。本現象が味蕾以外の細胞でも普遍的に働くことを証明し、その駆動に関わる構成因子や分子機構を解明できれば、新しい概念の確立に繋がることが期待される。

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公開日: 2023-07-04  

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