研究課題
基盤研究(A)
本研究は、タンパク質の発現制御に根源的に重要であるmRNA、さらに翻訳機構に着目し、新たな免疫制御の分子機構を解明する研究である。応募者がこれまで明らかにしてきたmRNA 3' UTRを介した制御に加え、5' UTRを介した制御、さらにコドン依存的翻訳速度制御の分子機構の解明を目指す。
応募者が世界をリードする独創的な研究テーマであり、先端的な研究成果が期待できる。転写翻訳というセントラルドグマの中心に改めてアプローチし、COVID-19ワクチンによっても注目されたmRNAの生物学を探求する研究成果は、多様な研究や臨床応用への波及効果が大きい。