研究課題/領域番号 |
23H00414
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分51:ブレインサイエンスおよびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
花川 隆 京都大学, 医学研究科, 教授 (30359830)
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研究分担者 |
高尾 昌樹 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 病院 臨床検査部, 部長 (50245487)
矢尾 育子 関西学院大学, 生命環境学部, 教授 (60399681)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
健常者やパーキンソン病患者の死後脳幹部分の超高解像度MRI、および同一標本のさまざまな病理・組織学的解析結果をデータベースに統合する。また、質量顕微鏡イメージングにより、脂質や鉄などの元素の分布との関係も調べる計画である。これらの方法を用いて、同一者での生体脳MRIと死後脳MRIと組織所見を統合した脳の病理・組織データベースの構築を目指す。合わせてMRIのT1w/T2wコントラストを説明可能な生体情報を明らかにする。
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学術的意義、期待される成果 |
死後脳におけるMRIデータと顕微鏡組織所見の統合は、MRIで得られる画像データがどのような組織所見を反映するのかを理解する上で非常に重要なアプローチである。また、将来的には生体脳MRI・死後脳MRI・組織所見が統合された、これまでにない貴重な脳の病理・組織データベースの構築が期待できる。T1w/T2wコントラストを説明可能な生体情報が明らかになれば、MRIから生物情報を推定する技術の発展に貢献する。
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