研究課題/領域番号 |
23H00477
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
滝沢 研二 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60415809)
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研究分担者 |
乙黒 雄斗 東京理科大学, 創域理工学部機械航空宇宙工学科, 助教 (10801160)
寺原 拓哉 早稲田大学, 理工学術院, 助教 (10875305)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
連続体力学系の現象予測において、支配方程式に基づく数値計算手法は適用範囲の広さを利点としている。さまざまな現象の中で、物体の接触部とその近傍では融解・沸騰・凝固などの相転移が置きやすいが、これらは初期値鋭敏性を持つ複雑な現象である。このような現象の深い理解のために、信頼性の高い数値解を得るための新たな視点を導入した計算法を開拓する。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究が扱う相転移の数値計算手法は、重要かつ多様な適用分野をもつ一方、数値計算法に特段の工夫を要する点で挑戦度が高い。本研究は、連続体力学における多様な現象を横断的かつ明解に洞察するとともに新たな計算法を提案するもので、理論面と応用面の目標がよく整理されている。研究組織は本分野で高い実績をもち、連続体力学と数値計算の双方にまたがり、高い実用性をもつ成果が期待できる。
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