研究課題
基盤研究(A)
本研究は、ものづくり現場における熟達者の技能をカメラやマイクにより取得し、そのデータを解析や可視化することで言語化されにくい技能を伝承するインフォーマル学習を実現する手法を提案している。得られたデータを自動的に文節化やラベリングを行うことで、作業用のコンテンツを作成して非習熟者の教育に用いる。
膨大に取られるであろう画像や音声データから自動的解析し、可視化のためのデータを作成する点は、目的の技術の伝承という点においては有用であり、この提案はものづくり現場に限らず、広く教育現場に用いることができることから社会的波及効果は高い。また、研究体制にそれそれの専門家が配置されており、これまでの研究実績、手法の妥当性から本研究の実現性は高い。