研究課題
基盤研究(A)
ウイルス感染拡大とその社会的影響についてのシミュレーションのために、生活環境の多様な文脈に相当する多層の社会ネットワークを連結したモデルを構築し、生活者や行政担当者、サービス事業者などの生活当事者の行動ガイドラインを創出する。さらにそのモデルを改善していくためのデータ設計・収集・利活用のプロセスを開発する。
日本国内の全都道府県を対象とし、多重文脈を扱える社会ネットワークモデルの構築に加え、ウィルスの感染拡大を抑制しながら社会経済の活動と多様性を維持し成長させるような生活当事者の行動ガイドラインを創出して社会実装し、そのガイドライン創出に資するデータベースも構築・公開する研究は学術的意義がある。ガイドラインの評価指標確立も期待できる。