研究成果の概要 |
本研究では、定時制高校生に、ビジュアルテキストを読解するために、「看図アプローチ」の3つの活動である「変換」、「要素関連づけ」、「外挿」を行い、英作文を作成してもらった。そして、その英作文や感想などの記述から看図アプローチの有効性について、考察した。結果は、ビジュアルテキストを用いた2つの授業実践(江草,2022,2023a)から、3つの活動で日本語と英語の解答数や英作文の使用語数の増加から表現力の伸びが見られた。そして、楽しく、やりがいがある、想像力が豊かになる、また挑戦したい、という肯定的な感想が述べられていて、看図アプローチの有効性を確認することができた。
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