研究課題/領域番号 |
23H05432
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分B
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研究機関 | 国立天文台 (2024) 東京大学 (2023) |
研究代表者 |
土居 守 国立天文台, 大学共同利用機関等の部局等, 台長 (00242090)
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研究分担者 |
田中 雅臣 東北大学, 理学研究科, 准教授 (70586429)
本原 顕太郎 国立天文台, 先端技術センター, 教授 (90343102)
小西 真広 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (50532545)
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研究期間 (年度) |
2023-04-12 – 2028-03-31
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研究の概要 |
本研究は、2023年度より稼働予定のTAO望遠鏡を用いて、重力波実験のアラートに基づく観測により中性子星合体後の元素合成研究を系統的に行う。このため観測装置SWIMSの波長分解能の向上と感度の向上を達成する。ランタンやセリウムなどの特徴に注目しながら理論モデルとの詳細比較を行い、鉄よりも重い元素の起源を解明する研究や中性子星の状態方程式に制限を与える研究を行う。
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学術的意義、期待される成果 |
宇宙における重元素の起源を明らかにする研究として学術的価値が明確で、今後研究の発展が予想される重力波に基づく恒星進化・元素合成・コンパクト天体の物理研究を進める上でも重要である。赤外線検出器の増強によるTAO望遠鏡の近赤外観測装置SWIMSの性能向上には汎用性があり波及効果が期待できる。
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