研究課題/領域番号 |
23H05445
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分C
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
鈴森 康一 東京工業大学, 工学院, 教授 (00333451)
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研究分担者 |
増田 容一 大阪大学, 大学院工学研究科, 助教 (70849760)
難波江 裕之 東京工業大学, 工学院, 助教 (90757171)
郡司 芽久 東洋大学, 生命科学部, 助教 (80833839)
原田 恭治 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 准教授 (70398882)
福原 洸 東北大学, 電気通信研究所, 助教 (10827611)
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研究期間 (年度) |
2023-04-12 – 2026-03-31
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研究の概要 |
本研究は、ロボットの身体を多様な柔軟組織が相互に癒着した連続体として捉え、身体内部の組織を模倣する。ソフトロボット学と動物学の協働により、動物身体内部の柔軟組織の力学と運動を紐解き、精度と剛性を目指した従来のロボティクスとは対局にある曖昧な柔軟組織の設計論を明らかにし、ロボティクスの新しい一領域を拓く。
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学術的意義、期待される成果 |
従来のロボティクスは、生き物の身体を単純化した機械モデルに置き換え、外観を模倣することに注力してきた。これに対して本研究では、生き物の身体の柔軟組織に潜む設計原理を抽出し、それに基づいて生体模倣を行うロボティクスが構築できる。これにより、身体の柔軟性に起因する動作や生き物らしい知的運動を伴うロボットが作成できる。さらには、整形外科的疾病をロボットで再現することで、疾病メカニズムの解明や新しい手術法の構築などが可能となる。
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