研究課題/領域番号 |
23H05476
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分G
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
井ノ口 馨 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (20318827)
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研究分担者 |
深井 朋樹 沖縄科学技術大学院大学, 神経情報・脳計算ユニット, 教授 (40218871)
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研究期間 (年度) |
2023-04-12 – 2028-03-31
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研究の概要 |
本研究は、過去の経験に基づく推論にアイドリング脳状態(睡眠や休息中でも脳が活動状態であること)における神経活動の一種コリプレイ(異なる情報をコードしているニューロン同士の同期活動)が重要であるという仮説に基づき、その意義とメカニズムを、カルシウムイメージングや光遺伝学により解明する。さらに、忘却した記憶の痕跡が類似体験に影響を及ぼすメカニズムや意識に上る仕組みを、数理解析モデルや行動解析により明らかにしようとするものである。
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学術的意義、期待される成果 |
これまでの応募者の優れた研究成果に基づく計画で、予備的な研究も含め本研究を遂行するための方法は既に確立されており、アイドリング脳の作動原理に関する重要な知見が得られることが期待される。また、本研究の成果は神経科学のみならず、記憶や学習という観点から社会的な波及効果も大きい。
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