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2024 年度 実施状況報告書

ことばのアイロニーの理解に関わる諸要因

研究課題

研究課題/領域番号 23K00503
研究機関津田塾大学

研究代表者

盛田 有貴  津田塾大学, 総合政策学部, 専任講師 (70845239)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードことばのアイロニー / 帰属性 / アイロニー発話 / 認知語用論 / 関連性理論 / 乖離的態度 / 発話解釈
研究実績の概要

2024年度は、2023年度に引き続き、データを収集し、収集したデータからことばのアイロニーの理解に貢献する可能性のある要素を抽出し、仮説を立てた。データは、これまで収集したものと新規に収集したものを合わせて用いることとした。データは、特定の先行研究の定義に依拠せず、会話から話し手がアイロニーを意図し、聞き手がアイロニーとして解釈していると確認可能な例を用いることとした。
2024年度は収集したデータから、アイロニー発話に後続する発話が、聞き手のアイロニー発話の理解にどのような影響を及ぼすかについて分析を行った。分析から、アイロニー発話に後続する発話は、前の発話が話し手によりアイロニー発話として意図されていることを確定させる働きを持つことが明らかとなった。また、今年度の分析から、聞き手のアイロニー発話の理解に関わる要因がアイロニー発話そのものに起因する要因だけではなく、アイロニー発話の前後に発話から影響を受けることが明らかとなった。本分析をもとに、アメリカ語用論学会(AMPRA)にて2024年10月に成果発表を行った。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

ことばのアイロニーの理解に関わる要因が、アイロニー発話そのもののみに依拠するだけでなく、アイロニーの前後の発話に影響を受けることが明らかになった点で順調に研究を進められている。2025年秋頃より体調不良により、研究成果発表(採択済み国内1件、海外1件)をキャンセルせざるを得ない状況となったことから、総合的に上記の判断とした。

今後の研究の推進方策

収集したデータから立てた仮説のうち、アイロニー発話が会話のターンのどの位置に現れる傾向にあるか、また生起する位置がアイロニー発話の理解に与える影響について、2025年6月の国際語用論学会(Ipra(研究発表採択済み))で口頭発表を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

体調不良により、当初予定していた学会に参加することができなかったため。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2025 2024

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] The Relationship Between Verbal Irony and Subsequent Utterances Within Turn2024

    • 著者名/発表者名
      Yuki Morita
    • 学会等名
      6th International Conference of the American Pragmatics Association
    • 国際学会
  • [図書] 人はどのようにことばを使用するのか 意味・語用論からその応用まで2025

    • 著者名/発表者名
      須賀あゆみ、山本尚子、長辻幸、盛田有貴編
    • 総ページ数
      420
    • 出版者
      ひつじ書房
    • ISBN
      9784823412806

URL: 

公開日: 2025-12-26  

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