研究課題/領域番号 |
23K01307
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
島田 夏美 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 助教 (00897879)
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研究分担者 |
TSE TSZKWAN 大阪大学, 社会経済研究所, 講師 (50881348)
舛田 武仁 信州大学, 学術研究院社会科学系, 准教授 (80725060)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | オークション / 実験 / インターネット広告 / マーケットデザイン |
研究実績の概要 |
本年度は、関連するオークション実験を国際学会等で発表し、論文をワーキングペーパーとして公開した(Serizawa, Shimada, Tse, 2024)。これは、理論的に保証されている性質である耐戦略性について着目した研究である。 本研究課題は、インターネット広告スロットオークションについてのものである。オークションの各制度がもつ理論的な性質についても言及するが、実験による制度間の比較とするべく文献レビューを行った。さらに、文献をもとに実験デザインを開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
文献レビューが経済学のみならず、工学分野等の広範囲におよんでいるため実験デザインに時間を要している。扱われている範囲が広いということはさまざまな分野が注目している研究テーマということでもあるので、実験のデザインには時間をかけるべきと判断したため、進捗としては「やや遅れている」。
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今後の研究の推進方策 |
実験デザインの確定のために対面での打ち合わせを実施し、実験を実施することを目標とする。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初の計画で見込んだよりも実験デザインに時間を費やしており、実験の実施を延期したため、次年度使用額が生じた。 次年度使用額は令和6年度請求額と合わせ、主として実験実施費用として使用する予定である。
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