研究課題/領域番号 |
23K01811
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
米山 奈奈子 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (20276877)
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研究分担者 |
三隅 順子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 非常勤講師 (80282755)
廣山 奈津子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (00733081)
小原 育子 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (90883687)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 女性相談 / 支援者支援 |
研究実績の概要 |
本年は研究実施初年度のため、共同研究者が2名追加になったこともあり、対面による研究チームミーティングにて研究目的の共有をはかり、今後の研究計画について打ち合わせを行った。オンライン教育媒体を作成するにあたり、はじめに女性相談に関わる相談員が感じている困難の実態について調査を行うこととし、調査内容の検討を行った。調査内容は、調査対象者の属性とFigleyの二次的外傷性ストレス障害尺度を中心に構成することとした。 研究チームミーティングの結果をもとに、秋田大学での研究倫理審査申請に向けて書類を作成しているが、諸般の事情で申請には至っていない。 また初年度の経費として、パーソナルコンピュータを購入予定であったが、予定を変更し、フォレンジック看護に関する国際学会に参加し、専門職と二次的外傷性ストレスに関する情報収集を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者の属する秋田大学での研究倫理申請が遅れており、調査研究を進めることができなかった。この理由として、令和5年度は研究代表者が①日本嗜癖行動学会の大会長を担当し、学会開催準備と学会運営にかなりの時間を割かれてしまったこと、②東北アルコール関連問題学会秋田大会大会長を担当したことがあげられる。いずれも、研究代表者が理事として参加するアディクション関連の学会であるため、引き受けざるを得なかった事情があった。 また研究倫理申請書を作成するにあたり、学内研究棟の改築によって、研究データの保管場所等が当初想定していた場所から変更しなければならず、変更後の場所の選定が難航したことも、研究倫理申請書の作成が遅れた一因である。
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今後の研究の推進方策 |
令和6年度は、第一に研究倫理申請を行い、早急に女性相談員などの対象者に質問紙調査を行う。調査結果は統計的に分析を行う。また質問紙の回答から、グループインタビューに協力可能者に対して、オンライングループインタビューを実施する。グループインタビューの結果は質的分析を行う。これらの結果をもとに、オンラインシステムを活用した女性相談支援者向けの教育研修プログラム案の作成を行う。 令和7年度は前年度に作成した教育研修プログラムを相談員向けに実施し、STS予防とセルフケアに関する支援プログラムの理解度などを検証する。 令和8年度はこれまでの研究成果をまとめ、国内学会等で報告発表を行う。また教育研修プログラムを無償で公表する方策を検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
令和5年度は研究倫理申請をすすめることができず、結果的に調査票の作成、送付、分析に係る経費を使用できなかった。これについては、令和6年度の研究代表者の研究経費(その他)に含め、調査票の作成・送付・分析にかかる経費として使用する予定である。
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