研究課題/領域番号 |
23K02021
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研究機関 | 畿央大学 |
研究代表者 |
村田 浩子 畿央大学, 健康科学部, 教授 (00269961)
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研究分担者 |
小松 智菜美 畿央大学, 健康科学部, 助手 (10890832)
西岡 敦子 大阪国際大学, 人間科学部, 教授 (30208144)
福森 貢 畿央大学, 健康科学部, 教授 (30310642)
中西 恵理 畿央大学, 健康科学部, 講師 (40757952)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 入浴着 / QOL向上 / 多様性 / 若年層 / 手術痕 |
研究実績の概要 |
「多様な問題を抱える人のQOL向上のためのユニバーサル入浴着に関する研究」 2019年から行っている「乳がん術後女性の入浴におけるQOL向上のための入浴着に関する研究」から、乳がん以外にも多様な事情から入浴着の着用を望む人がいることが分かった。本研究では、その予備調査の結果から身体的、心理的な理由で入浴を躊躇する人たちを対象とし、誰もが安心して入浴ができ、QOL向上を支援する汎用性のある「ユニバーサル入浴着」とはどのようなものか、さらに現在販売されている入浴着の現状を知るための研究を行う。1年目は、若年層が入浴施設を利用する際の意識についての調査を行った。その調査によると若年層の中には、入浴施設での入浴に抵抗を感じる人がいることが分かった。 その結果から乳がん患者以外の人も気軽に着ることができる入浴着があってもよいのではないかと考える、今後検討を行う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究の進捗状況として、1年目に予定していた「若年層へのアンケート」は完了している。
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今後の研究の推進方策 |
本研究2年目には、多様な事情から(身体的、心理的な理由で)入浴を躊躇する人たちを対象とし、その要因についての調査を行う。 行政の協力を得て、医療施設等での調査を行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
1年目に予定していた医療機関での調査を2年目に回し、学内での調査を中心に行ったために支出が抑えられる結果となった。
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