研究課題/領域番号 |
23K02567
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
三浦 巧也 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70735357)
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研究分担者 |
鈴木 紀子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (70460574)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 発達障害 / 女子高校生 / 意思決定 / 性交同意不同意 / コミュニケーション / ケースメソッドロールプレイ教育 |
研究実績の概要 |
発達障害に起因した困難さがある高校生を対象として、学校現場で運用可能な性交意思選択教育プログラムの効果を検証し、当該高校生が性に関する同意・不同意への意思選択を適切に行うために必要なコミュニケーションスキルの獲得を目的とした。 今年度は、ケースメソッドロールプレイ教育の手法を用いて、性交意思選択に関する疑似的な体験を可能とする「すごろく」を作成した。現在までに、看護学部の大学院生と学部生に対して試験的に実装し、課題点の修正を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ケースメソッドロールプレイ教育の手法を用いて、性交意思選択に関する疑似的な体験を可能とする「すごろく」を作成した。現在までに、看護学部の大学院生と学部生に対して試験的に実装し、課題点の修正を行った。 作成したすごろくの課題を抽出した後、修正することまで研究をすすめることが出来た。
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今後の研究の推進方策 |
学校現場の教員等が実施できるように、マニュアルや動画教材を作成することを次年度に実施する。また。クラスで行うことを想定した、事前のアセスメントの精度をあげる取り組みも次年度に実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じた理由は、海外旅費で計上した金額の残金である。次年度の使用計画としては、研究に必要な文具を購入する。
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