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2023 年度 実施状況報告書

理工系女子学生と地域をつなぐSTEAM+キャリア教育 -未来へ続く好循環モデルの構築-

研究課題

研究課題/領域番号 23K02777
研究機関函館工業高等専門学校

研究代表者

山本 けい子  函館工業高等専門学校, 一般系, 教授 (90402221)

研究分担者 倉山 めぐみ  函館工業高等専門学校, 生産システム工学科, 准教授 (20710867)
松永 智子  函館工業高等専門学校, 物質環境工学科, 准教授 (70533412)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード理工系進路選択 / キャリア教育 / 理工系女子学生
研究実績の概要

本研究は,理工系女子学生と地域の児童・生徒に対する「継続的なSTEAM教育とキャリア教育」を基盤とする体験型講座(オンライン講座やハイブリッド講座を含む)を通して,理工系人材の育成と獲得に貢献すること,加えて,蓄積してきた知見と今後得られるデータをもとにエビデンスに基づいた評価・検証を行い,理工系進路選択に向けた好循環モデルとしての確立を目指すものである.
2023年度は,学校説明会やオープンキャンパスにおける体験講座3件(各講座50名から60名参加),出前講座は,学童保育1件(約20名参加),地域主催のサイエンス教室1件(約30名参加),小学校の学年レクリエーション1件(約50名参加)を実施した.
講座を実施する理工系女子学生(本校の学生)は,コロナ禍以降に入学したメンバーで構成されており,講師としての経験がほとんどない状態であった.学生たちは,予備実験を通して,要素技術に関する勉強,講座のポイント,メンバー間の連携の確認などを行い,さらにiPadを用いた講座資料の作成や講座当日のさまざまな対応を経て,講師としての経験を積み上げながら着実に成長していることから,キャリア教育の場として有効に機能しているといえる.
講座の参加児童・生徒へのアンケートからも,「たのしかった」「またやってみたい」など科学への興味関心につながるコメントがたくさん寄せられた.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

現在のところ,理工系女子学生へのキャリア教育は順調に進んでいるが,地域間格差を解消するような講座や継続的なSTEAM教育の実施ができていないため

今後の研究の推進方策

2024年度は,中長期的に実施できるよう講座実施地域の選定および継続的な講座の実施プランを作成するとともに,女子学生の成長を発信するために発表の機会を設ける.
また,参加者数やアンケート等のデータをまとめる.

次年度使用額が生じた理由

2023年度購入予定物品の変更があったため次年度使用額が生じたが,2024年度に類似の講座用実験物品を購入する予定である.

備考

https://www.hakodate-ct.ac.jp/2023/06/09/「道内4高専合同開催-春の学校説明会・ミニ実習体
https://www.hakodate-ct.ac.jp/2023/06/30/「国公私立高専合同説明会(kosen-fes)2023」に出展しま
https://www.hakodate-ct.ac.jp/gcst/がんばる現役女子/

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 備考 (3件)

  • [備考] 「道内4高専合同開催 春の学校説明会・ミニ実習体験を開催しました」

  • [備考] 「国公私立高専合同説明会(KOSEN FES)2023」に出展しました

  • [備考] 目指せ・輝け!高専GIRLS

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公開日: 2024-12-25  

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