研究課題/領域番号 |
23K02816
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
高木 由美子 香川大学, 教育学部, 教授 (50263413)
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研究分担者 |
高橋 智香 香川大学, 教育学部, 教務職員 (80346626)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | イオン液体 / SDGs / マイクロスケールケミストリー / STEAM教育 |
研究実績の概要 |
オンライン教育にも耐えうるSDGs教育のための教材実験を開発する。家庭でも実験可能なマイクロスケール実験教材化及び実験キットを作成する。HP上での動画公開に適した実験教材の提示法を試みる。3) 児童に対する実施,評価,改良;開発した教材は国内外のワークショップ,サイエンス展で紹介して研修事業や広報活動を展開し,SDGs教育の啓蒙活動を行う。教員に必要な科学的素養を育むことができるプログラム作成や,そのプログラムマネジメントに必要な要素・特徴を明らかにするために,児童・生徒を公募し,学生の能力を伸長させるプログラムを作成,実施,改良を重ね,汎用化,科学的素養を醸成することができるプログラムの要素・特徴を明らかにすることを目的としている。本年度は,1)新規セルロース溶解能イオン液体ならびに新規環境調和型イオン液体の合成、2)おもしろワクワクサイエンス展あるいは夢化学21事業の実施、3)ワークショップの開催を計画した。 新規セルロース溶解能イオン液体ならびに新規環境調和型イオン液体の合成に関しては,P1MEOAcを合成,再生セルロースの物理化学的性質について調査した。8月、10月には夢化学21事業を実施し、1月には、ワークショップを開催した。成果公開、調査研究を次年度以降も実施し、成果を蓄積する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新規セルロース溶解能イオン液体ならびに新規環境調和型イオン液体の合成に関しては,現在最もセルロース妖怪のが優れているとされているP1MEOAcを合成を実施し成功している。合わせて再生セルロースの物理化学的性質について調査した。8月、10月には夢化学21事業を実施し、1月には、ワークショップを開催した。
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今後の研究の推進方策 |
開発した教材は国内外のワークショップ,サイエンス展で紹介して研修事業や広報活動を展開し,SDGs教育の啓蒙活動を行う。また,他国の動向を見るため,講演活動を行う。教員に必要な科学的素養を育むことができるプログラム作成や,そのプログラムマネジメントに必要な要素・特徴を明らかにするために,児童・生徒を公募し,上記の研究で開発した教材を使用するSDGs教育を体験してもらう。
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次年度使用額が生じた理由 |
若干の残額であり、特に問題はない。
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