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2023 年度 実施状況報告書

演劇体験への没入と将棋の熟達がマインドリーディングに及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 23K02882
研究機関独立行政法人大学改革支援・学位授与機構

研究代表者

市村 賢士郎  独立行政法人大学改革支援・学位授与機構, 研究開発部, 准教授 (50824926)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードマインドリーディング / 物語への没入 / ロールプレイ / 演劇 / VR
研究実績の概要

2023年度は演劇体験への没入の程度の操作がマインドリーディングに及ぼす影響を検討するための実験準備を行った。具体的には,関連研究のサーベイ,実験計画の立案,劇団の協力の下での演劇映像の撮影,実験刺激の作成等を行った。これにより,2024年度中の実験実施と研究成果の創出が見込まれる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

演劇映像の撮影や動画編集に時間を要し,研究実施計画からは若干の遅れがみられるものの,2024年度の早い段階で実験の実施が見込まれるため,「おおむね順調進展している」と評価した。

今後の研究の推進方策

これまでに実験の準備がおおむね整ったため,2024年度内に実験の実施を行う予定である。また,実験で用いる映像から感情を推測する課題やマインドリーディングモチベーションの測定尺度についても開発を進めており,その成果についても論文化が見込まれる。
2025年度からは,将棋の熟達の程度とマインドリーディングとの関連性を検討する実験を実施する予定であり,現在は文献調査等を進めている。

次年度使用額が生じた理由

次年度に実験実施を予定しており,必要な金額が大きくなることが予想されるため,次年度使用額を残した。実験の実施に係る謝金等に使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Effects of virtual reality’s viewing medium and the environment’s spatial openness on divergent thinking2023

    • 著者名/発表者名
      Ichimura Kenshiro
    • 雑誌名

      PLOS ONE

      巻: 18 ページ: e0283632

    • DOI

      10.1371/journal.pone.0283632

  • [学会発表] BGM の感情価と自己選択が課題の取り組みに及ぼす影響2023

    • 著者名/発表者名
      市村 賢士郎・平井 志歩・水野 廉也
    • 学会等名
      日本認知心理学会第21回大会

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公開日: 2024-12-25  

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