研究課題/領域番号 |
23K02918
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高倉 修 九州大学, 大学病院, 講師 (40532859)
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研究分担者 |
波夛 伴和 九州大学, 大学病院, 助教 (10535983)
権藤 元治 九州大学, 大学病院, 助教 (20448418)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 重症 / 神経性やせ症 / 短期入院治療 / CBT-E / マイクロRNA |
研究実績の概要 |
重症ANの短期かつ有効な入院治療の確立することを主たる目的とする。さらに、 さまざまな施設で利用可能なエビデンスに基づく重症ANに対するわが国初の入院治療のマニュ アル化を目指す。最後に、エピジェネティクスの観点を考慮したANの治療反応性や予後に関す るバイオマーカーの確立を目指す。 当科の「行動制限を用いた認知行動療法」をベースに、重症ANに対しても施行可能な短期型入院治療プログラムは作成した。試験的に比較的高齢重症AN患者に短期型入院プログラムを使用し、比較的安全に実施可能であることを明らかにした。 また、ANに対するCBT-Eプロトコールについても作成済みである。CBT-Eは、開発者によるスーパービジョンが継続的に行われており、新規セラピストの養成および実施方法の確認が随時行われている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
エントリー準備にやや時間を要しているため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、エントリーを進め、随時治療介入をおこない。プロトコールに準じて、心理テスト、血液採取を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
介入エントリーに遅れが生じているため、次年度に使用することとした。
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