研究課題/領域番号 |
23K02981
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
金子 一史 名古屋大学, 心の発達支援研究実践センター, 教授 (80345876)
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研究分担者 |
山本 弘江 愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (80251073)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | ボンディング / メンタルヘルス |
研究実績の概要 |
2023年度は,質問紙調査研究のデータ収集を継続した。産科病院の協力を継続して得る事ができ,少しずつではあるが順調にデータの収集を進めることができた。また,収集したデータの解析を進めた。妊娠中と産後の2時点でのデータについて,分析結果がまとまったため,国際誌に投稿する原稿の作成を進めることができた。2023年度の後半になって,投稿が可能である状態まで遂行することができたため,2024年の早い段階での投稿が可能となった。望まない妊娠とボンディングとの関連について,縦断的に検討した結果についてである。これまで,抑うつとボンディングとの関連については既に複数の報告があるが,望まない妊娠とボンディングとの関連について,縦断研究を用いて検討している研究報告は見当たらない。そのため,今回まとめた知見は学術的意義が大きいと考えられ,臨床現場への提言としても大きな意義があると考えられる。 また,初回の質問紙についても,十分な調査協力者を得ることが出来た。今後データの解析を進めて,こちらについても2024年度の前半には国際誌に投稿することを見込んでいる。 なお,2023年度の後半から,相互作用観察研究の準備に取りかかっている。相互作用の観察方法については,採用する手法は決定しているものの,最後に使用してから長期間が経過しており,再度手続きの確認などが必要となった。2024年度の後半か2025年度の前半のどちらかには始められるように,これから準備を加速させていく予定としている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
データの収集を進めつつ,投稿論文の原稿の準備をほぼ終えることができたため。
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今後の研究の推進方策 |
実際の産科外来で妊婦に研究への参加協力を求めているため,データ収集が徐々にしか進まないことが大きな課題である。けれども,調査会社に登録されている参加者グループとは異なり,産科外来で研究参加に承諾した妊婦から得られるデータは質が保たれている利点がある。2023年度はデータ収集と投稿論文の準備に多くを費やしたが,2024年度は成果発表も徐々に行う事が望まれる。
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次年度使用額が生じた理由 |
今年度はデータ収集と論文執筆に注力した結果,成果発表としての学会参加を見送り,それに伴う旅費の支出が少なくなったため。
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