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2023 年度 実施状況報告書

集約型都市構造に向けた民間誘導による地域拠点実現化の計画技術に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K04172
研究機関福井大学

研究代表者

野嶋 慎二  福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (70303360)

研究分担者 石原 周太郎  福井大学, 地域創生推進本部, 特命教員 (90985235)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード集約型都市構造 / 地域拠点 / 公民連携
研究実績の概要

1.研究計画の「3.公民連携による拠点形成の方策:民を誘発する仕組み、①公的施設が先導する拠点形成の方法」に対して、次の研究を行った。
・「地方小都市におけるPFI手法を活用した駅前空間整備に関する研究」と題し、内閣府より公表されるPFI事業基礎データベースに記載されている898件から、駅前に位置している109件を抽出して研究を行った。整備目的や機能複合の実態を調査し、その特性を明らかにした。さらに小都市での複合空間型駅前PFI事業の事例として、福井県敦賀駅西地区土地活用事業を事例とし、公民連携事業の特性を明らかにした。
・「伝統工芸産地における地域外人材の多様な関わり方の実態に関する研究」と題し、福井県鯖江市の漆器産地を対象とし、民間の地場産業や事業に影響を与える地域外人材の役割について研究を行った。
2.「5.地域拠点形成の実践活動による実証的研究」に対して、福井県美浜町において、公民連携による空間整備(街路空間、拠点施設整備)の計画立案を行った。また若狭町では、良質な住宅団地の段階的な供給による地域拠点の形成計画を立案し、実現に向けて取り組んでいる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

PFI事業の資料収集に時間がかかり、事例研究が遅れたためである。

今後の研究の推進方策

研究計画の「3.公民連携による拠点形成の方策」、「4.西欧の事例との包括的な比較検討: 地域拠点の計画、民間を誘発する事業化の方法」(英国オックスフォード市にて)、「5.地域拠点形成の実践活動による実証的研究」(福井県美浜町にて)を行う予定。

次年度使用額が生じた理由

研究対象地の現地調査が近郊の敦賀市で行い、全国の研究対象地における調査が行えなえず、旅費が残ったため。

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公開日: 2024-12-25  

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