次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じた理由は,以下 A とBにおける使用額が,令和5年度の予定使用額内で収まったため。 令和6年度の使用予定内訳: A. 消耗品 : (1) キラルカラム : カラム 3 本を購入予定:光学活性生成物の光学収率をキラルカラムを用いた高速液体クロマトグラフィー (HPLC) で決定する。(2) 試薬 (合成試薬および有機溶媒) の購入: 不斉触媒を合成するために必要なアミノ酸誘導体の購入,その触媒反応に用いる反応基質の合成に必要な試薬の購入,さらに,反応後処理に必要な 有機溶媒を購入する。(3) ガラス器具の購入:合成反応に必要な各種反応容器,合成した触媒や生成物の単離・生成に使用するカラムクロマトグラフィー管などを購入する。旅費: (1) 国内旅費予定:「研究成果を学会 (日本化学会,日本薬学会,複素環化学討論会,有機合成化学シンポジウムなど) で発表し情報収集する。 B. その他: (1) ガラス器具や合成および分析機器の修理:破損した合成やその処理に用いるガラス器具の修理,加熱や冷却に必要な合成装置の修理,さらに,合成した化合物の分析に使用する機器 (HPLC),核磁気共鳴スペクトル,旋光計,赤外線分光光度計など)および冷凍冷蔵薬品保管庫などの修理。(2) 複写費予定。理由:研究用資料(参考論文など)の複写。 (3) 印刷費予定: 学会発表用ポスターの印刷。
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