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2023 年度 実施状況報告書

農業と気候変動の数量計量分析:圃場・農家・地域データによるアプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 23K05407
研究機関東京大学

研究代表者

川崎 賢太郎  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70415636)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード気候変動 / 農業
研究実績の概要

本研究では、農業生産に関するミクロデータを利用して、農業と気候変動に関する二つの課題に取り組む。第一に、気候変動が生産性に及ぼす影響が、農家の特徴によってどのように異なるかを明らかにする。第二に、ミクロデータと、地域レベルの集計データを用いた場合の推計結果を比較することで、結果がどのように異なるか、すなわち集計バイアスがどの程度存在するのかを明らかにすると共に、集計バイアスの回避策を提案する。
初年度は分析の準備期間であり、農林水産省への個票データの申請作業、データの整理、先行研究のサーベイという3つの作業を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

初年度は当初の計画通り、農林水産省への個票データの申請作業、データの整理、先行研究のサーベイという3つの作業を行った。

今後の研究の推進方策

二年目は、一年目に作成したデータを用いて分析作業を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

若干の未使用額が生じたが研究計画には特に支障ない。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 有機農業就農の支援に関する選好分析2023

    • 著者名/発表者名
      鶴巻 裕輝、佐藤 赳、川崎 賢太郎、鈴木 宣弘
    • 雑誌名

      農業経済研究

      巻: 95 ページ: 53~58

    • DOI

      10.11472/nokei.95.53

  • [雑誌論文] 情報供与が大豆ミート需要に与える影響2023

    • 著者名/発表者名
      谷口 裕香、佐藤 赳、川崎 賢太郎、鈴木 宣弘
    • 雑誌名

      農業経済研究

      巻: 95 ページ: 47~52

    • DOI

      10.11472/nokei.95.47

  • [雑誌論文] 野菜の取引における卸売市場の買手業者の選好分析2023

    • 著者名/発表者名
      佐野 友紀、佐藤 赳、川崎 賢太郎、鈴木 宣弘
    • 雑誌名

      農業経済研究

      巻: 95 ページ: 35~40

    • DOI

      10.11472/nokei.95.35

  • [学会発表] 農業政策に関するエビデンスの供給と需要2024

    • 著者名/発表者名
      川崎賢太郎
    • 学会等名
      日本農業経済学会
    • 招待講演
  • [学会発表] 水害が農業構造に与える影響―関東地方市町村パネルデータから―2024

    • 著者名/発表者名
      広瀬 知弘・川崎 賢太郎・齋藤 勝宏
    • 学会等名
      日本農業経済学会
  • [学会発表] 関税措置は食料・農産物貿易における障壁か,触媒か?―構造重力モデルによる接近―2024

    • 著者名/発表者名
      井上雄太郎・齋藤 勝宏・川崎 賢太郎
    • 学会等名
      日本農業経済学会
  • [学会発表] 地理的表示 (GI)産品に対する支払意思額―情報供与の効果の検証―2024

    • 著者名/発表者名
      井上碧水・佐藤 赳・川崎 賢太郎・鈴木 宣弘
    • 学会等名
      日本農業経済学会
  • [学会発表] 郎 有機農業のリスクと認証要件:全国の有機JAS農家を対象とした実証分析2024

    • 著者名/発表者名
      北岡聡一朗・齋藤勝宏・川崎賢太郎
    • 学会等名
      日本農業経済学会

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公開日: 2024-12-25  

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