研究課題/領域番号 |
23K05472
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
諸木 裕子 日本女子大学, 理学部, 研究員 (20895370)
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研究分担者 |
深町 昌司 日本女子大学, 理学部, 教授 (20323446)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 動物輸送 / 季節 / 距離 |
研究実績の概要 |
産業動物を輸送する際に、動物の到着時死亡数および負傷数の発生を抑制することは、動物福祉および経済面からも重要な課題である。輸送の際に、産業動物の輸送環境を改善するための対策を立て、産業動物の到着時死亡数および負傷数を減らすためには、まず、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」を明らかにすることが肝要である。このため本研究では、輸送の際に産業動物の状態に影響を与え、動物福祉および経済面にも関わる「環境因子」を明らかにすることを目的とする。 令和5年度では、「研究の目的」「研究実施計画」に基づいて、「季節」「距離」を、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」と想定して調査を行い、動物行動学および動物生理学などの手法を用いてデータを収集した。 令和6年度でも、「研究の目的」「研究実施計画」に基づいて、前年同様に「季節」「距離」を、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」と想定して引き続き調査を行い、動物行動学および動物生理学などの手法を用いてデータを収集する。データ収集が進み、ある程度データが蓄積された時点で、内容をまとめて総合評価を行い、「研究の目的」に照らし合わせて、輸送の際に産業動物の状態に影響を与え、動物福祉および経済面にも関わる「環境因子」が、あらかじめ想定した「季節」「距離」であるのかを結論を付ける。得られた研究成果については、広く内容を公表するために、国内外の学会や学術雑誌等で発表を行う、あるいは発表を行うための準備を進める。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
「研究の目的」「研究実施計画」に照らし合わせて、「季節」「距離」を、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」と想定して調査を行い、動物行動学および動物生理学などの手法を用いてデータを収集しているため、当該年度までの進捗状況は「おおむね順調に進展している」と判断した。
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今後の研究の推進方策 |
令和6年度以降は、「研究の目的」「研究実施計画」に基づいて、前年同様に「季節」「距離」を、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」と想定して引き続き調査を行い、動物行動学および動物生理学手法を用いてデータを収集する。データ収集が進み、ある程度データが蓄積された時点で、内容をまとめて総合評価を行い、「研究の目的」に照らし合わせて、輸送の際に産業動物の状態に影響を与え、動物福祉および経済面にも関わる「環境因子」が、あらかじめ想定した「季節」「距離」であるのかを結論付ける。得られた研究成果については、広く内容を公表するために、国内外の学会や学術雑誌等で発表を行う、あるいは発表を行うための準備を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じた理由として、物品の購入費用などを節約したためと考えられる。今後まだ複数回調査を行う予定であるため、調査用の物品の購入費や旅費、研究成果を公表するための学会発表関連費用や学術雑誌投稿費用等に次年度使用額を充てる予定である。
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