研究課題/領域番号 |
23K05659
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
高橋 大輔 崇城大学, 薬学部, 准教授 (70791523)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | クライオ電顕 / 単粒子解析 / DGK |
研究実績の概要 |
構造・構造変化解析のための全長DGKα試料のデザインと調製を行った。DGKαとGFPの融合蛋白質(eGFP-DGKα)を 昆虫細胞発現系を用いて大量発現し,クロマトグラフィーにより精製した。さらに抗DGKα抗体Fab断片との複合体、また抗GFP抗体ナノボディとの3者複合体をゲル濾過クロマトグラフィーにより単一のピークとして分離することに成功した。得られた複合体の電顕観察を行い、画像データを取得した。現在データ解析を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
電子顕微鏡観察のための試料調製は進んだが、その後の観察・データ解析に時間を要しているため。
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今後の研究の推進方策 |
クライオ電子顕微鏡のデータ解析を鋭意進める。同時に、小角散乱実験を行い、DGK全長の構造変化解析を進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究の進捗を鑑み、当初の予定より2025年度により多くのクライオ電顕使用料を確保する必要が出てきたため次年度使用額が生じた。
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