研究課題
がん細胞のARID1A発現低下がもたらす間質の影響をin vitroで検討した。ARID1A野生型、ARID1A変異発現低下型、人為的にARID1A発現を回復した大腸がん細胞株と共培養し、Exosomeによる未熟間葉系細胞への影響を検討した。その結果、非接触状態ではみられないが、接触共培養系で、細胞間情報伝達システムに変化が生じることを網羅的遺伝子解析でみいだし、現在、検証中である。
2: おおむね順調に進展している
いくつかの候補遺伝子の同定にいたった。
ARID1A発現低下によるがん進行に、Exosomeを介したがん間質の変化がおこっていることが示唆された。ARID1A発現低下によるがん進行抑制方法を、がん間質への働きかけの面から検討していく。
すべて 2024 2023
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 4件)
Thorac Cancer.
巻: 15 ページ: 513
10.1111/1759-7714.15189.
Pathol Res Pract.
巻: 256 ページ: 155263.
10.1016/j.prp.2024.155263.
J Cancer.
巻: 15 ページ: 1779
10.7150/jca.92252.
巻: 14 ページ: 1941
10.1111/1759-7714.14940.
巻: 14 ページ: 3058
10.1111/1759-7714.15102.