| 研究課題/領域番号 |
23K06773
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| 研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
板野 理 国際医療福祉大学, 医学部, 教授(代表) (90265827)
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| 研究分担者 |
淵本 大一郎 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, グループ長補佐 (10343998)
赤羽 正章 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (30282528)
井上 政則 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30338157)
大西 彰 日本大学, 医学部, 研究員 (30414890)
小無田 美菜 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学成田病院, 教授 (30441653)
李 ヨキン 日本大学, 医学部, 准教授 (30599048)
向山 順子 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学三田病院, 講師 (70734987)
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| 研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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| キーワード | 肝癌大動物モデル |
| 研究実績の概要 |
ヒト肝癌細胞移植Il2rg-KOブタの作成: ヒト肝癌細胞移植Il2rg-KOブタの作成に関して、昨年度にモデル作成の再現性は確認できたが、まだ治療実験を施行可能なモデルの安定した作成が確認できないため、引き続きモデル作成・検証実験を継続した。以前確立したプロトコールに沿い、肝臓(頭側領域、嚢胞または胆嚢の頭側)および腹部皮下に癌細胞株HepG2およびJHH-4のMatrigel溶解液(2x107cells/ml)0.5mlを超音波ガイド下(心窩部穿刺, 1ヶ所)に局注し、5週間後に個体をサクリファイスし、HepG2は病理学的に腫瘍細胞が肝臓および皮下に生着していることを確認したが、JHH-4は腫瘍の生着を確認できなかった。また、以前からの課題としてHepG2は肝臓に生着する腫瘍個数および大きさのコントロールが難しく、その場合治療実験の効果判定が難しくなる。本年の初回の実験においても腹腔播種や肝内に無数に腫瘍形成が起こったため、2回目は細胞株をHepG2にしぼり、腫瘍を注入箇所にとどめる工夫としてまずMatrigel溶解液だけを超音波ガイド下(心窩部穿刺, 1ヶ所)にまず局注し、その同部位にHepG2(2x107cells/ml)0.5mlを打ち込む方法に変更を試みた。しかし、やはり肝内への腫瘍の広がりを変化はなかった。本年度はIl2rg-KOブタの繁殖計画の遅れにより2回の実験に留まったが、モデル作成において細胞株HepG2をMatrigel溶解液(2x107cells/ml)0.5ml注入する従来の方法が現状最適であると明らかとなった。次年度は引き続きモデルの改善に努めるとともに、酸化チタンナノ粒子超音波励起を用いた治療実験を開始する。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
4: 遅れている
理由
農研機構におけるIl2rg-KOブタの繁殖が想定通りに進まず、供給は4頭/2回にとどまった。また、ヒト肝癌細胞移植Il2rg-KOブタの再現は達成しているが、腫瘍生着が治療実験の効果判定に適したものでないため引き続きその改善に試みており、治療実験に進むことができていない。
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| 今後の研究の推進方策 |
令和7年度においては、Il2rg-KOブタの供給の合わせて引き続き治療実験に適したヒト肝癌細胞移植Il2rg-KO の作成を行うとともに、平行して酸化チタンナノ粒子超音波励起を用いた治療実験をまずin vitroおよびvivoの効果検証実験からスタートさせる。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じた理由:農研機構におけIl2rg-KOブタの繁殖が予定通りに進まなかったため、モデル作成実験、および治療実験が予定通り実行することができず、その実験経費の使用に遅滞が生じたため。 使用計画:令和7年度においては、Il2rg-KOブタの供給を分担研究者に増やしてもらうように要請しており、実験の進捗の合わせた使用を予定している。また治療実験を速やかにスタートさせるように、酸化チタンナノ粒子超音波励起を用いた治療実験をin vitroおよびin vivoの効果検証実験から平行してスタートさせる。
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