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2023 年度 実施状況報告書

リン酸化酵素DYRK2を介する大腸癌リンパ節転移の機序解明と革新的治療法開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K06775
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

衛藤 謙  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00287210)

研究分担者 大熊 誠尚  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (30366207)
武田 泰裕  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (40817136)
小菅 誠  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (60372968)
吉田 清嗣  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70345312)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード大腸癌
研究実績の概要

大腸癌自然発生マウスモデル(DYRK2ノックアウト群とDYRK2野生型群)で腫瘍の大きさ、個数の比較したところ、DYRK2ノックアウト群において腫瘍個数の増加を認めた。DYRK2ノックアウト群では炎症性サイトカインや免疫細胞の浸潤を認める傾向を認めた。DYRK2ノックアウト群とDYRK2野生型群の腫瘍を用い網羅的解析を行い、現在解析中である。

また、大腸癌細胞株では、DYRK2ノックアウト株を作製し、STAT3シグナルの亢進を確認しているが、マウス腫瘍でも同様の結果が得られた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

慈恵医大外科と生化学講座で協力して行うことができている。

今後の研究の推進方策

DYRK2とJAK/STAT経路、VEGF-Cをクロストークする新たなターゲット分子を同定する。ターゲット分子の変動をRT-PCR、Western Blotting法を用いて確認しDYRK2を介したJAK/STAT経路、VEGF-Cの発現メカニズムを解明する。ヒト大腸癌検体におけるDYRK2、JAK/STAT経路関連タンパク、VEGF-C発現量と予後の関連を解析する。

次年度使用額が生じた理由

一部、計画通りに研究が遂行しなかった影響で、次年度使用額が生じた。

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公開日: 2024-12-25  

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