研究課題/領域番号 |
23K06865
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
杉下 美保子 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (20378079)
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研究分担者 |
高野 悠子 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (30831375)
山木 照子 滋賀医科大学, 医学部, 客員助教 (50806750)
坪井 理恵 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (90577909)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 緩和ケア |
研究実績の概要 |
意義:本研究において、がん患者が治療、療養を行っていく上での、子どもへの病名告知を含めた、現時点での問題点、価値観を調査する。目的:がん患者が治療、療養を行っていく上での、子どもへの病名告知を含めた、現時点での問題点、価値観を調査する。その上で、患者のニーズ、選好、価値観を理解、解明することで、患者の意思決定のプロセスを解明し、子どもへの支援方法について検討する。得られた結果より、医療者への教育、啓発活動についても検討していく。 対象:転移・再発進行がん患者で、未成年(18歳未満)の子どもを持つ患者 方法:まずは患者のニーズを捉えるため、横断研究を行う。本研究は理論探索を目的とした質的研究であり、実現可能性から15名と設定した。(2022年4月~2023年3月まで,上記選択基準に該当する患者は約50例。研究期間24ヶ月,症例登録期間18ヶ月とし目標症例数を設定)データが飽和に達し次第、集積を中止する。 スケジュール:同意を得られた患者に、インタビュー前調査(状態把握のため「EORTC QLQ-C30日本語版」、hospital anxiety and depression scale(HADS)を用いた評価)、インタビュー調査を行う。インタビュー調査:研究参加者に対して、インタビュー調査を行う。インタビュー時間は、研究参加者の負担を考慮して約30分とする。インタビュー内容は、音声レコーダーで録音・記録され、収集したデータはパソコンに保存する。質問の内容は、子どもへの病名告知(伝える時期、病名告知への抵抗感、誰が伝えるのがよいか等)、治療決定に至るまでの心境、お子さんとの関係で大切にしていること、子ども・家族への支援、医療者へのニーズ、療養についての希望、などである。主要アウトカム:患者が治療、療養を行っていく上で、主に子どもに対しての、価値観、ニーズの調査
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実際の研究デザインを決定するのに時間を要したため
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今後の研究の推進方策 |
実際に、患者へのアンケート調査、インタビューを行っていく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
予定より、学会参加時の予算が少なかったため
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