研究課題/領域番号 |
23K07019
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
岩田 圭子 和歌山県立医科大学, 薬学部, 講師 (30415088)
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研究分担者 |
松崎 秀夫 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (00334970)
謝 敏カク 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 助教 (40444210)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | oligodendrocyte / mitochondria / schizophrenia |
研究実績の概要 |
まずマウスについてはPgc-1alpha flox/flox:mito-YFP flox/floxのマウスを得るための交配を開始し、両Floxがヘテロの状態のマウスを得ている。一方で、購入したOlig2-CreのCreが発現していなようであり、供給元と協議中である。ヒトオリゴデンドロサイト細胞株を用いた実験では、ミトコンドリア生合成を促進する3つの試薬についてその分化マーカーであるMBPを測定することにより分化能を検討した。その結果、1つにPgc-1alphaの増加に伴って分化誘導能があることを明らかにした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
購入したマウスが期待していた表現型(Cre発現)を示さないため、オリゴデンドロサイト特異的Creマウスの再検討が必要となる可能性がある。
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今後の研究の推進方策 |
上記したようにまずCreマウスの再入手を考えなければならないが、ある程度の時間を要すると考えられる。その間にPgc-1alpha flox/flox:mito-YFP flox/floxのマウスからのオリゴデンドロサイトプライマリーカルチャを用いた検討を進める予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
購入したCreマウスのCreの発現が確認されず、本マウスを用いたin vivoでの解析が止まっているため。
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