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2024 年度 実施状況報告書

Lu-177DOTATATE治療における定量的評価手法の確立と新規バイオマーカーとしての応用

研究課題

研究課題/領域番号 23K07106
研究機関浜松医科大学

研究代表者

小西 憲太  浜松医科大学, 医学部, 助教 (30529607)

研究分担者 若林 紘平  浜松医科大学, 医学部, 助教 (00928301)
中村 和正  浜松医科大学, 医学部, 教授 (20284507)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードソマトスタチン受容体陽性神経内分泌腫瘍 / ルテチウム(Lu-177)オキソドトレオチド / SPECT/CT / 定量評価 / SUV / kBq/ml
研究実績の概要

本研究の目的はソマトスタチン受容体陽性神経内分泌腫瘍に対して用いられるLu-177オキソドトレオチド治療において定量指標を新たなバイオマーカーとして確立させることである。2024年度の目標は実際の症例を収集してデータを解析することであった。症例については順調に収集できており、中間報告として、第37回日本放射線腫瘍学会学術大会にて「Lu-177 DOTATATEにおける肝転移の縮小率と定量解析の初期報告」として発表した。肝転移の縮小・消失例の定量値は増大例と比較し有意に低下しており、定量値の低下率と体積縮小率には強い相関があることが明らかになった。現在はデータを収集しつつ論文化に向けて準備を進めている。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

2023-2024年度で当初の予定通り症例を集積できたが、大部分の症例で肝転移を有しており、現在は定量値と肝転移の縮小率に注目して研究を継続している。結果も良好であり、中間報告として第37回日本放射線腫瘍学会学術大会にて発表した。論文化もすすめており、研究はおおむね順調に進捗している。一方でファントムを用いた実験については、測定はしているがデータの収集、解析はまだできておらず、やや遅れていると考えている。

今後の研究の推進方策

収集した症例の大部分の症例が肝転移を有しており、定量値と肝転移の縮小率に注目して研究を継続する。ルタテラ治療における肝転移定量値の推移と肝転移の縮小率には強い相関関係があることがこれまでの研究で明らかとなったが、8例のみで解析しており、次年度は症例を増やして解析予定である。ファントムを用いた実験についても引き続きデータ収集、解析を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

ファントムを用いた実験においてファントムおよびLu-177を購入するための費用を計上していたが、甲状腺ファントムを代用し、実臨床で用いられなかったLu-177を代用して実験を行った。また論文校正費、投稿費はについても計上しなかったため、次年度使用額が生じた。

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公開日: 2025-12-26  

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