研究課題/領域番号 |
23K07263
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研究機関 | 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所 |
研究代表者 |
中田 恵子 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 主任研究員 (50516747)
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研究分担者 |
前田 和穂 地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所, 微生物部, 研究員 (10965502)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 抗PeV-A3モノクローナル抗体 / イムノクロマト迅速診断法 |
研究実績の概要 |
臨床検体より分離したパレコウイルスA3型(PeV-A3)14株のうち、ウイルス力価が高い株を選択し、免疫抗原用に増殖・精製を行った。不活化した抗原をマウスに接種し、抗PeV-A3抗体を産生する6つのハイブリドーマを得た。得られたハイブリドーマからモノクローナル抗体を産生させ、濃縮・精製およびアイソタイピングを実施している。 イムノクロマト迅速診断法の開発には、イムノクロマトに適した特性を有するモノクローナル抗体が必要となる。反応の最適化を行う目的で抗PeV-A3抗体を産生するハイブリドーマを得るため、追加で新なマウスに免疫を実施している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
抗PeV-A3抗体を産生する6つのハイブリドーマを得ており、イムノクロマト迅速診断法の開発に用いるために、抗PeV-A3モノクローナル抗体の濃縮・精製およびアイソタイピングを実施している。
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今後の研究の推進方策 |
イムノクロマト迅速診断法の開発には、イムノクロマトに適した特性を有するモノクローナル抗体が必要となる。反応の最適化を行うため、追加で抗PeV-A3抗体を産生するハイブリドーマを得る。 並行して、すでに得られている抗PeV-A3モノクローナル抗体を用いてイムノクロマト迅速診断キットの作製を実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
マウスの免疫には2か月程度の時間を要することから、免疫後に必要な物品購入が年度をまたいだため、次年度使用額が発生した。
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