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2023 年度 実施状況報告書

遺伝子発現情報の解析を用いた、心臓移植後拒絶反応の低侵襲評価法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K07494
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

塚本 泰正  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (80747072)

研究分担者 渡邉 琢也  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (20627509)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード心臓移植 / 拒絶反応 / 遺伝子発現情報 / 低侵襲検査
研究実績の概要

本研究の目的は、心臓移植後患者の血液・心筋組織の遺伝子関連情報を解析し、低侵襲かつ高精度な拒絶反応評価法を開発することである。
2023年度には心臓移植後患者において拒絶反応の診断目的に採取された心筋生検検体の残余組織を用いて心臓組織中の遺伝子発現情報について評価をおこなうため、のべ300例以上の病理学的検討をおこなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

拒絶反応を呈した症例の組織と呈していない症例の組織の遺伝子発現情報の比較検討を予定しているが、拒絶反応を呈した症例の割合が少なく、さらなる症例の蓄積が必要である。

今後の研究の推進方策

2024年度の新規検体および、過去の症例も再検討をおこない、特に拒絶反応を呈した症例を検討していく。過去の症例の再検討のため、データマネージャーの雇用も考慮する。

次年度使用額が生じた理由

2023年度におこなった病理学的検討において、実際に拒絶反応を呈した症例は少なく、遺伝子発現情報の解析はおこなえていないため、次年度使用額が生じた。2024年度には過去のデータベースの再検討もあわせておこない(このためデータマネージャーの雇用も検討)、症例の蓄積を得て遺伝子発現情報の解析に着手したいと考えている。

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公開日: 2024-12-25  

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