研究課題/領域番号 |
23K07683
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
石澤 健一 帝京大学, 医学部, 講師 (10772684)
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研究分担者 |
柴田 茂 帝京大学, 医学部, 教授 (60508068)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | KLHL3 / リン酸化 / 高血圧 / カリウム代謝 |
研究実績の概要 |
Kelch-like 3 (KLHL3) はCullin型RING-E3ユビキチンリガーゼの構成分子であり、腎臓尿細管にて標的分子を分解することで電解質調節に関わることが知られている。腎臓において細胞外カリウム濃度の変化がKLHL3のリン酸化を誘導し、基質結合を抑制することで、KLHL3によるユビキチン化を抑制することが報告されている。 そこで、KLHL3-Ser433を遺伝的に変異させたマウス (KLHL3 S433A knock-in mouse:KLHL3KI) を作成し、カリウム代謝への影響をin vivoにて検討した。 このKLHL3KIのベースラインの電解質を野生型と比較し、血清カリウム値の上昇を認めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
カリウム負荷・制限実験を行い、KLHL3下流分子について検討した。
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今後の研究の推進方策 |
KLHL3およびKLHL3-Ser433の腎臓ならびに腎臓外での役割を明らかにし、特にカリウム 代謝に及ぼす影響を臓器連関の観点から検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
実験計画に遅れが生じたため、次年度で使用する。
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