研究課題/領域番号 |
23K07791
|
研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
国本 佳代 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10438278)
|
研究分担者 |
神人 正寿 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (60401048)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
キーワード | 中條-西村症候群 / プロテアソーム |
研究実績の概要 |
者末梢血単核細胞あるいは皮膚パラフィン組織(n=5以上)からmiRNeasy Kit (Qiagen)を用いてmicroRNAを抽出した。正常血液および皮膚をコントロールとして使用した。PSMB8発現に関係しうる3つのmicroRNA(miR-125b-5p, -125a-5p, -4319)の発現が患者血液や皮膚でコントロールに比べて変化しているかを調べるため、Mir-X miRNA First Strand Synthesis and SYBR qRT-PCR Kit (Takara)を用いてcDNA化を行い、今後は得られたcDNAを鋳型としてquantitative real-time PCRを行っていく予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
サンプルのcDNA化は終えているため。
|
今後の研究の推進方策 |
得られたcDNAを鋳型としてquantitative real-time PCRを行う。各microRNAに対応するprimerの配列はmiRBase (http://www.mirbase.org)より取得する。データの解析はThermal Cycler Dice Real Time System ver2.10B (Takara)上で行う。目的とするmicroRNAの相対濃度をstandard curve methodを用いて計算し、同一サンプルのU6濃度によって補正する。上記の3microRNAに発現変化がない場合、PCRアレイ (Qiagen) によりさらに多数のmicroRNA発現を調べ、特異的な発現異常を示すmicroRNAを同定するよう努める。
|
次年度使用額が生じた理由 |
コロナの影響で研究計画に変更があり、旅費などが残存したため。 今後感染拡大状況を注視しながら計画的に使用する。
|