研究課題
腸内細菌目細菌である大腸菌と肺炎桿菌をを使用して研究を進めた。肺炎桿菌について、臨床分離株の提供を受け、順次全ゲノム解析を行っている。また、肺炎桿菌の各株をマウス(C57BL6系統)に感染させ、生存率や生存期間などを測定し、病原性の強度をを定義している。さらに、肺炎桿菌の各株について制限培地などにより栄養要求性を計測中。大腸菌について、臨床分離株の提供を受け、株のストックを開始した。一部の株についてマウス(C57BL6系統)に経口投与し、腸管内への定着性をコロニー計測により計測している。
3: やや遅れている
該当年度から新施設に異動し、実験系の立ち上げを行うにあたり、各種手続きに時間を要し、実験の開始が遅くなったため。
やや遅れはあるものの、実験系の立ち上げと遂行は進んでおり、当初の計画通りの内容の研究を施行する。
研究機関の異動とそれに伴う手続きのため、計画した実験の一部が実施できなかったため次年度使用額が生じた。次年度使用額は、計画した実験の遂行のため使用する。
すべて 2023
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)
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