移植免疫拒絶反応を惹起するエフェクターT細胞のTCRレパトアを評価すべくマウス異所性心移植拒絶モデルを用いて、アログラフトに浸潤する極少数のCD4およびCD8リンパ球を分離し、RNAを抽出し、その免疫フェノタイプをFACSとqPCRで評価した。また、細胞表面にOVAペプチドを発現させたマウスを作成し、OVAペプチドに反応するTCRレパトアを持つTCRクローンマウスのTregを用いて、その特異性と免疫制御を検討している。これらにより、TCR-Tregを用いた新しい治療法のコンセプトが非臨床モデルを用いて証明される。
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