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2024 年度 実施状況報告書

全膵のゲノム異常監視による膵癌術後再発の予測

研究課題

研究課題/領域番号 23K08164
研究機関旭川医科大学

研究代表者

今井 浩二  旭川医科大学, 医学部, 講師 (10516420)

研究分担者 水上 裕輔  旭川医科大学, 医学部, 教授 (30400089)
小野 裕介  医療法人徳洲会札幌東徳洲会病院医学研究所, ゲノム診断研究部, 部門長 (40742648)
横尾 英樹  旭川医科大学, 医学部, 教授 (70399947)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード膵癌 / 残膵再発 / 膵液 / 遺伝子解析
研究実績の概要

今年度は、血液、十二指腸液、膵液を試料としてドライバー変異解析の有用性を評価した。多施設共同研究として2021年より集積してきた、224例の血漿、102例の十二指腸液、85例の膵液を用いてし、dPCRを用いてKRAS変異をスクリーニングした結果、膵液では75%、十二指腸液では50%で検出された。特に膵液は、組織検体で検出されない変異も確認でき、微小な病変の分子変化も捉える可能性が示唆された。また、Duplex UMIベースの16遺伝子パネルを用いた解析により、20 ng以上の非ゲノムDNA入力で組織検体と一致する変異検出が可能であった。膵液由来DNAは、組織学的証拠がない場合でも腫瘍病変の予測に有用であり、早期診断とリスク評価において有望であると結論付けられた。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

膵管が拡張していない症例において術中に膵液を採取することが難しく、検体量が十分に取れなかったために解析できない症例があったため、予定していた検体数に届かなかった。したがって、解析し得た検体数が予定よりも過少であったことによる予算の繰り越しが生じた。2025年度は、術中膵液採取方法の検討を行い、チューブ留置を行って術中に残膵よりサンプリングした膵液を用いて解析を行う予定であり、サンプル数の増加が見込まれる。

今後の研究の推進方策

2025年度は、術中膵液採取方法の検討を行い、チューブ留置を行って術中に残膵よりサンプリングした膵液を用いて解析を行う予定であり、サンプル数の増加が見込まれる。

次年度使用額が生じた理由

膵管が拡張していない症例において術中に膵液を採取することが難しく、検体量が十分に取れなかったために解析できない症例があったため、予定していた検体数に届かなかった。したがって、解析し得た検体数が予定よりも過少であったことによる予算の繰り越しが生じた。2025年度は、術中膵液採取方法の検討を行い、チューブ留置を行って術中に残膵よりサンプリングした膵液を用いて解析を行う予定であり、サンプル数の増加が見込まれる。

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公開日: 2025-12-26  

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