研究課題/領域番号 |
23K08335
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
五代 幸平 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (20767488)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 神経障害性疼痛 / ヘム・オキシゲナーゼ -1 / α2δリガンド / グリア |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、α2δリガンドによる脊髄後角におけるHO-1を介した鎮痛効果について、主体となるグリア細胞の細胞種を解明することである。 ミクログリアおよびアストロサイトの培養条件を整えているところである。また、C57BL6マウスを用いて神経障害性疼痛モデルを作成して、行動実験を行っている。しかし、安定したデータが得られておらず、条件を検討しているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
ミクログリアおよびアストロサイトの培養条件を整えているところである。また、C57BL6マウスを用いて神経障害性疼痛モデルを作成して、行動実験を行っている。しかし、安定したデータが得られておらず、条件を検討しているため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、培養条件や行動実験の条件を再検討する。暗転したデータが得られない場合には、神経障害性疼痛においてiβARKを用いて、脊髄後角のミクログリアもしくはアストロサイトを抑制し、α2δリガンドの鎮痛効果への影響を検討していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
ミクログリアおよびアストロサイトの培養条件を整えているところである。また、C57BL6マウスを用いて神経障害性疼痛モデルを作成して、行動実験を行っている。しかし、安定したデータが得られておらず、条件を検討しているところである。実験条件の検討に時間を要しており、次年度使用額が生じた。 今後は、培養条件や行動実験の条件を再検討する。暗転したデータが得られない場合には、神経障害性疼痛においてiβARKを用いて、脊髄後角のミクログリアもしくはアストロサイトを抑制し、α2δリガンドの鎮痛効果への影響を検討していく。
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