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2023 年度 実施状況報告書

術後悪心嘔吐の神経基盤の実験的検討

研究課題

研究課題/領域番号 23K08375
研究機関群馬大学

研究代表者

川道 拓東  群馬大学, 大学院医学系研究科, 研究員 (30596391)

研究分担者 菅原 翔  公益財団法人東京都医学総合研究所, 脳・神経科学研究分野, 主席研究員 (80723428)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードMRI / PONV / DTI / rs-fMRI
研究実績の概要

令和5年度は、実験環境の構築を進めた。群馬大学医学部附属病院にある3T MRIを使用してDWI (Diffusion Weighted Imaging)、sMRI(structural Magnetic Resonance Imaging)、rs-fMRI(resting state functional Magnetic Resonance Imaging)の計測プロトコルの構築を行った。実験協力者(患者)の負担を踏まえて、30分で計測が終了し、かつ、解析における質を十分に確保できるスキャンパラメータとした。実験パラメータの確定に際しては、関係部門で打ち合わせを実施し、実計測における問題点の洗い出しを行なった。DWIについては、iso-voxelにした上で、directionをできるだけ多くする設定とした。sMRIについては、MPRAGEでの計測とした。rs-fMRIに関しては、時間的制約を踏まえて、できるだけ多くのスキャンができるようにした。
設定したスキャンパラメータによる計測プロトコルに関して、ダミーデータを計測し、解析可能かを検討した。計測データの質向上を狙いとして、DWIについては、Diffusion Vector情報を独自に作成して、計測する方針とした。rs-fMRIにおいては、Enhanced DICOMを使用して、計測したデータの出力形式を適切なフォーマットとして、解析を行う方針とした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

実験遂行に向けて計測パラメータを確定した。

今後の研究の推進方策

令和6年度から実患者を対象とした実験を開始する。

次年度使用額が生じた理由

令和6年度に実験協力者を対象とした実験実施を行うこととしたため。

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公開日: 2024-12-25  

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