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2023 年度 実施状況報告書

outer radial glial cellにおけるMYCN/NCYMの機能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K08511
研究機関千葉県がんセンター(研究所)

研究代表者

瀬戸口 大毅  千葉県がんセンター(研究所), 脳神経外科, 医長 (90869926)

研究分担者 筆宝 義隆  千葉県がんセンター(研究所), 発がん制御研究部, 研究所長 (30359632)
井内 俊彦  千葉県がんセンター(研究所), 脳神経外科, 部長 (80370881)
末永 雄介  千葉県がんセンター(研究所), 発がん研究グループ 発がん制御研究部, 研究員 (80581793)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードglioblastoma / MYCN / NCYM
研究実績の概要

前研究で膠芽腫手術検体を用い細胞培養を行ったが、安定的な細胞培養法の樹立は難しかった。今回は膠芽腫手術検体をパパイン細胞分離キットを用い分離を行い、培養し継代を行った。培養検体のうち、凍結・融解後にも安定的な継代が可能であった膠芽腫1検体を選出。
現在同細胞を用いロングリードシーケンスを行い、解析を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

膠芽腫細胞の培養を行う際、パパイン細胞分離キットを用いているが、手術検体量が少量であると、培養が十分にできなかった。検体量が十分であっても、初代培養などは増えるが継代を重ねると細胞の増大は緩やかとなった。安定的な細胞増大を認める腫瘍の選定に時間がかかった。

今後の研究の推進方策

ロングリードシーケンスなどの結果を用い、MYCN/NCYM遺伝子とoRG(outer Radial Glia)マーカー遺伝子の相互制御関係の分子機構を解析する。また、ホログラフィック顕微鏡を用いoRG様膠芽腫の細胞運動および浸潤能へのMYCN/NCYM遺伝子の役割を明らかにする。さらにマウスにおける移植実験を行い、腫瘍内多様性への影響を評価する。

次年度使用額が生じた理由

試薬、ロングリードシーケンスのための資金が必要となったため。

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公開日: 2024-12-25  

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