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2023 年度 実施状況報告書

脳動脈瘤コイル塞栓術後の内皮形成促進:Muse細胞による新しい治療アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 23K08558
研究機関秋田大学

研究代表者

高橋 佑介  秋田大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (40620688)

研究分担者 富樫 俊太郎  秋田大学, 医学部附属病院, 助教 (00748288)
新妻 邦泰  東北大学, 医工学研究科, 教授 (10643330)
板東 良雄  秋田大学, 医学系研究科, 教授 (20344575)
清水 宏明  秋田大学, 医学系研究科, 教授 (20506638)
阿部 考貢  秋田大学, 医学系研究科, 助教 (80911221)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードMuse細胞 / コイル後の内皮化促進
研究実績の概要

1. ラット頚部頸動脈による実験的動脈瘤に対するコイル塞栓とMuse細胞投与モデルの作成
S-Dラットの外頚動脈を結紮し、実験的に動脈瘤を作成するモデルで、初めに予備実験を行いモデル (以下、動脈瘤ラット)を安定して作成させた。動脈瘤ラットにMuse細胞を投与し、免疫染色で頚動脈内にMuse細胞が生着していることを確認した。14日目では対照群とMuse細胞投与群で、血管内皮新生の促進は確認できなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

予備実験で、モデルを安定して作成することに難渋した。また、作成された動脈瘤に挿入するコイルの長さの決定に時間を要した。

今後の研究の推進方策

Muse 細胞3.0×103、14日後の群では有意な差は認めなかったため、今後は28日後あるいはそれ以上の期間で、内皮促進に差が出るかを確認してみる。また細胞数を増やし3.0×104で差が出るかを確認してみる。免疫組織染色の手技が安定しないため、その習得に努める。未だコイル後に生成された組織が内皮細胞かを免疫組織染色で確認していないので、CD31やVEGF を用いて確認する。血管内皮であることが確認できれば、それがMuse細胞が分化したものかを確認する。

次年度使用額が生じた理由

動物モデルの作成に難渋し、以降の実験の進捗が遅れた。そのため当初計画していた予算が残った。来年度は実験の進捗が進むため当該予算を使用する見込みである。

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公開日: 2024-12-25  

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