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2024 年度 実施状況報告書

歯乳頭に発現するSPARC関連因子による分化制御機構の解明と歯の再生の試み

研究課題

研究課題/領域番号 23K09140
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

和田 裕子  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (70380706)

研究分担者 清島 保  九州大学, 歯学研究院, 教授 (20264054)
和田 尚久  九州大学, 歯学研究院, 教授 (60380466)
長谷川 佳那  九州大学, 歯学研究院, 助教 (30793989)
御手洗 裕美  九州大学, 大学病院, 助教 (60801660)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード歯胚 / 発生
研究実績の概要

歯乳頭に発現するSPARC関連因子のSmoc1とSmoc2による歯髄血管新生制御および基底膜を介した上皮間葉相互作用による象牙芽細胞の分化制御が歯の形態形成にどのように関わっているかを明らかにすることを目的としている。
本年度は、マウスの胎生期から生後の下顎第一臼歯におけるSmoc2の発現様式について免疫染色を用いて明らかにした。また、異なる時期の歯胚および全身の臓器と歯におけるSmoc2の発現量をそれぞれqPCRとWestern blotting にて比較した。TGF-beta1シグナリングへの関与について検討するために、マウス歯原性間葉系細胞であるmDP細胞をTGF-beta1で刺激したところ、Smoc1およびSmoc2の発現が有意に上昇することを見出した。一方で、mDP細胞を用いてSmoc1刺激による関連因子の発現について検討した。また、mDP細胞を用いてSmoc1 siRNAを導入し、発現抑制による関連因子の発現についても検討した。さらにSmoc1 siRNA 導入によるcell adhesion assayを行い、細胞接着への影響を検討した。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

Smoc2の歯胚における発現様式と発現量について明らかにした。mDP細胞を用いて、Smoc1の発現促進および発現抑制を行い関連因子への影響および細胞接着への影響を検討した。

今後の研究の推進方策

歯胚の器官培養法を用いてSmoc2の発現抑制を行い、形態学的差異について、組織学的および生化学的に解析する。mDP細胞を用いてSmoc2の発現促進および発現抑制による関連因子への影響を検討する。Smoc1およびSmoc2の石灰化誘導能について検討する。

次年度使用額が生じた理由

前年度の実験を継続して異なる因子の発現解析を実施したため、次年度使用額が生じた。次年度、器官培養を用いた実験や遺伝子解析等をさらに進めていくのに使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2025

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Piezo1 Is Related to the Enamel Matrix Formation in Mouse Tooth Germ Development2025

    • 著者名/発表者名
      Wada Hiroko、Abe Misaki、Wada Naohisa、Yoshimoto Shohei、Fujii Shinsuke、Moriyama Masafumi、Mori Yoshihide、Kido Mizuho A.、Kiyoshima Tamotsu
    • 雑誌名

      Journal of Cellular Physiology

      巻: 240 ページ: e70036

    • DOI

      10.1002/jcp.70036

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2025-12-26  

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