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2023 年度 実施状況報告書

口腔癌進展制御における低分子量GTPase標的タンパク質IQGAPの役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K09145
研究機関東京歯科大学

研究代表者

中島 啓  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (20733463)

研究分担者 冨田 茂樹  順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (90275751)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード口腔癌 / 扁平上皮癌 / コラーゲン
研究実績の概要

2023年度はほぼ実施計画に従って行い,以下の成果を得た。
①扁平上皮癌組織を用いたIQGAPファミリーの発現解析:抗体を購入しサンプルにて染色条件の検討を行った。②IQGAPファミリーに相互作用するタンパク質の同定解析:癌細胞を用いて免疫沈降を実施,外部機関に依頼して質量分析を行った。その結果,IQGAP1と相互的に作用すると考える多数のタンパク質を同定することができた。③扁平上皮癌細胞における遊走能解析:IQGAP1をノックダウンした癌細胞を用いたスクラッチアッセイを行った。ノックダウン細胞では,細胞遊走能の低下を認めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2023年度に実施予定であった研究項目は,概ね実施されている。

今後の研究の推進方策

当初の実施計画に沿って,遊走能解析を追加で実施,コラーゲン進展能の解析,コラーゲン分解能能解析へと進める予定である。また引き続き,ヒト癌組織を用いた発現解析の実施を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

実施計画に従って,2024年度に抗体試薬といった消耗品費に使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 口腔癌細胞におけるIQGAP1の発現と浸潤能への影響2023

    • 著者名/発表者名
      中島啓,山本圭,橋本菜央,明石良彦,國分克寿,松坂賢一
    • 学会等名
      日本口腔検査学会第16回学術大会

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公開日: 2024-12-25  

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