研究課題/領域番号 |
23K09699
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
内藤 俊夫 順天堂大学, 医学部, 教授 (10365570)
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研究分担者 |
横川 博英 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00328428)
四柳 宏 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30251234)
田妻 進 広島大学, 病院(医), 名誉教授 (80201614)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | HIV感染症 / エイズ / リテラシー / 生活習慣病 |
研究実績の概要 |
エイズ診療拠点病院を中心とした全国8施設での調査をおこなう。病院のみでなくHIV感染症の診療を行う地域のクリニックでも調査する。地域、施設の規模に偏らず、比較的均一の条件で多数のHIV感染者を募集できることが本研究の利点と考える。 また、HIV感染者における生活習慣病に関するヘルスリテラシーについては、ベースライン時のデータをもとにヘルスリテラシーと生活習慣病コントロール状況との関連を明らかにする。そして治療状況を追跡調査して既往歴や現病歴などを幅広く考慮しつつヘルスリテラシーと生活習慣病状況との関連を検証し、HIV感染者ヘルスリテラシー明確化という目的を果たす。 現在、順天堂大学総合診療科学講座、東京大学医科学研究所附属病院感染免疫内科、名古屋医療センターエイズ治療開発センター、東京医科大学八王子医療センター感染制御部・感染症科、新宿東口クリニック、北海道大学内科学講座血液内科学分野、大阪市立総合医療センター感染症内科、九州医療センター免疫感染症内科の8施設の参加が決定し、順天堂大学倫理委員会の最終審査中である。2024年5月に研究実施許可が得られる見込みであり、7月1日から各施設でのアンケート調査を開始する。 研究実施許可日から2025年3月31日までにHIV感染症治療を目的として共同研究機関を受診したHIV感染症患者を対象とする。本研究の内容を文章で説明し、本研究への参加同意が得られた患者を登録する。目標症例は順天堂大学で300例、研究全体で700例である。対象症例を生活習慣病のコントロールに基づき2群間に分けて単変量解析、多変量解析を行う。研究で得られた結果は、日本エイズ学会、病院総合診療医学会、International AIDS Societyで発表し、HIV、公衆衛生科学領域の専門学術誌で論文として公表する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
順天堂大学総合診療科学講座、東京大学医科学研究所附属病院感染免疫内科、名古屋医療センターエイズ治療開発センター、東京医科大学八王子医療センター感染制御部・感染症科、新宿東口クリニック、北海道大学内科学講座血液内科学分野、大阪市立総合医療センター感染症内科、九州医療センター免疫感染症内科の8施設の参加が決定し、順天堂大学倫理委員会の最終審査中である。2024年5月に研究実施許可が得られる見込みであり、7月1日から各施設でのアンケート調査を開始する。
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今後の研究の推進方策 |
研究実施許可日から2025年3月31日までにHIV感染症治療を目的として共同研究機関を受診したHIV感染症患者を対象とする。本研究の内容を文章で説明し、本研究への参加同意が得られた患者を登録する。目標症例は順天堂大学で300例、研究全体で700例である。対象症例を生活習慣病のコントロールに基づき2群間に分けて単変量解析、多変量解析を行う。研究で得られた結果は、日本エイズ学会、病院総合診療医学会、International AIDS Societyで発表し、HIV、公衆衛生科学領域の専門学術誌で論文として公表する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初、現地参加を予定していた学会について、オンライン参加が可能だったため旅費の使用がなくなり次年度使用学が生じた。
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