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2023 年度 実施状況報告書

ジストロフィン異常症における腎機能の推移と腎機能障害合併時の誘因に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号 23K09716
研究機関愛媛大学

研究代表者

元木 崇裕  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (50719169)

研究分担者 斉藤 功  大分大学, 医学部, 教授 (90253781)
江口 真理子  愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (40420781)
福田 光成  地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立神経病院(臨床研究室), 神経小児科, 医師 (80274330)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
キーワードDuchenne型筋ジストロフィー / 腎機能障害 / 心腎連関
研究実績の概要

本研究はジストロフィン異常症の長期的な腎機能や心機能などの臨床データを前向きに収集して統計学的解析を行う予定である。このため、今年度は主に症例のリクルートを行っている。2024年4月時点で四国4県で合計12例の15歳以上のジストロフィン異常症症例を本研究に登録することができた。この12例については1年に1回の頻度で、血圧や尿回数、一般身体所見、貧血やCysCおよびβ2-ミクログロブリンなどの腎機能指標を含む血液検査および尿検査、心機能(左心機能、右心機能、前負荷)の評価のための心エコー検査やレントゲン検査を実施し、そのデータを主研究者が管理している。各症例ごとのデータ集積回数は4例で2回、8例で1回であり、まだ統計学的解析は行えていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究計画書では目標症例数を約40例としているが、現時点で12例の登録にとどまっている。前回の研究時に参加していた症例が様々な理由で全例再度参加できていないことが一因だと考える。

今後の研究の推進方策

現在目標登録症例数に届いていないことより、まずは登録症例数を増やす方策が必要となる。四国四県の各研究協力者に再度症例登録の周知を行っていく。今後は経時的な腎機能や心機能のデータが収集できてくるようになるので、統計学的解析を行い中間結果を得る。

次年度使用額が生じた理由

旅費についてはコロナ流行もあり研究打ち合わせをWeb会議で代用したため今年度は費用がかからなかったが、今後はデータも徐々に集積されてきており対面での研究打ち合わせを行いたい。また症例を効率よくリクルートするため症例提供に対しての謝金を継続して支払いたい。

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公開日: 2024-12-25  

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