研究課題/領域番号 |
23K09802
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研究機関 | 岐阜医療科学大学 |
研究代表者 |
小西 真人 岐阜医療科学大学, 看護学部, 講師 (00760745)
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研究分担者 |
高橋 名帆子 福山平成大学, 看護学部, 准教授 (10760754)
箕浦 文枝 岐阜医療科学大学, 看護学部, 講師 (10617038)
田中 里美 岐阜医療科学大学, 看護学部, 准教授 (20733819)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | ICT / 遠隔授業 / 看護技術 / 演習 |
研究実績の概要 |
令和5年度は研究方法・内容として、①アンケート・インタビュー調査を予定していた。a.看護技術教育・およびオンライン教育に関する文献を収集し、文献から知識や技能、実施に関しての留意点など抽出を検討し、その後b.アンケート・インタビュー調査の実施に移行する予定であった。これらは②オンラインによる同時配信型演習の実施・③対面型とオンラインによる同時配信型演習との比較、具体的な実施に向けてのパイロット調査として行う研究であった。 しかし文献検討を進めていく中で、特に研究結果の一般化を見据えた場合、オンラインによる教育の知見はより広く、かつ得られる知識や技能などより詳細な文献検討が必要であることが検討された。そこで研究方法としてより詳細に文献内容を吟味し、そこから得られた知見を基にインタビュー調査、もしくは本研究に対して知見を持つ研究者にスーパーバイズを受け、オンライン演習の実施に繋げていくことを検討している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
オンラインによる同時配信型演習実施のためのパイロット調査にあたり、文献検討で研究の一般化に向けて課題があることが明らかとなった。オンラインによる同時配信型演習の実施に向け、それらに必要となる調査、研究方法を再検討し、研究計画の修正が発生したことに伴い、全体的に後ろ倒しとなっている。
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今後の研究の推進方策 |
インタビュー調査・アンケート調査から研究方法を見直し、より広く・詳細に文献検討を実施していく。また文献検討など研究手法に精通する研究者(田中里美)を研究分担者に追加し、令和6年度中に①パイロット調査から②オンラインによる同時配信型演習の実施に進めて行きたいと考えている。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究方法として令和5年度は文献検討からアンケート・インタビュー調査を予定していた。しかし研究手法の再検討を行うにあたり研究を進めること自体が後ろ倒しになったこと、またアンケート調査と異なる手法で研究を進めることを今後実施していくため、その分残額が発生した。文献検討をより詳細に進め、当初から令和6年度に予定していたオンラインによる同時配信型演習の実施を行い、器材調達や配信設備の設定などに助成金を使用する予定である。
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