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2023 年度 実施状況報告書

看護師の時間管理行動がワーク・エンゲイジメントと仕事のパフォーマンスに及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 23K09845
研究機関聖徳大学

研究代表者

大関 裕子 (北島裕子)  聖徳大学, 看護学部, 准教授 (40635760)

研究分担者 高山 裕子  国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (00637803)
鈴木 英子  国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
松尾 まき  東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (00783549)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード時間管理 / 尺度開発 / ワーク・エンゲイジメント
研究実績の概要

2023年度は、1.看護師の看護業務における時間管理を定義する概念分析を実施し、看護師の看護業務における時間管理行動を定義する。2.時間管理の定義を踏まえ、自由記述式調査や先行研究に示されている様々な概念を総合的に収集し、看護師の看護業務における時間管理行動の項目プールを作成、下位概念に分類し、下位概念の適切性・妥当性を検討して、尺度原案を作成する。プレテストを行い、表面的妥当性・内容的妥当性を臨床経験5年以上の看護師(スタッフや管理職)で構成された約20名で確認する、と計画していた。
研究開始年度に所属機関の異動、業務内容の変更があり、研究実施に遅れが生じている現状がある。研究が遅れているものの医学中央雑誌Web,PubMedその他データベースを通じて文献の収集を進めているところであり、医学中央雑誌Webからの文献収集は終了した。海外分家においては、心理学系のデータベースやハンドサーチも使用して幅広く文献の収集を行っているところである。これらの文献から研究の動向の把握および概念分析の実施を目指していく段階にある。
今後は、研究の動向や概念分析をもとに分担者と検討し「看護師の看護業務における時間管理行動」を明らかにする質的質問紙調査を実施するため、プレテストを実施したい。その後、首都圏の大学病院に勤務する看護師を対象とした本調査に向け、倫理審査の申請および研究実施施設への協力依頼を行いながら、準備を行っていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

所属機関を異動し、業務内容の変更があったため。

今後の研究の推進方策

論文を収集したため、概念分析を実施したい。また、自由記述式調査や先行研究から看護師の看護業務における時間管理行動の項目プールを作成、下位概念に分類し、下位概念の適切性・妥当性を検討して尺度原案を作成していく予定である。研究計画の変更はないが、研究が遅れているため計画的に実施していく。

次年度使用額が生じた理由

統計解析ソフトSPSSおよびAmosを購入する予定であったが、今年度研究が遅れたため購入を次年度に行うこととする。
文献調査や首都圏の大学病院を対象とした質的質問紙調査および量的質問紙調査を予定しているため、次年度以降計画的な執行を行うこととする。

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公開日: 2024-12-25  

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